自分は長年mineoで、妻はpovoです。夫婦で2社を並行して使っています。

料金表を並べる記事はたくさんあるので、ここでは実際に両方が家にある状態で感じていることを書きます。

先に言っておくと、この2つは同じ「格安」の括りに入りますが、そもそも回線の借り方が違います。 昼に遅くなるかどうかも、そこで決まります。

回線を借りているか、キャリア本体か

mineoはMVNOです。ドコモやauから回線を借りて、その帯域を利用者で分け合う形になっています。

一方のpovoはauのオンライン専用ブランドです。ahamo(ドコモ)、LINEMO(ソフトバンク)と同じ位置づけで、キャリア本体の回線をそのまま使います。店舗サポートを省いて安くしているだけで、通信の中身はauです。

ちなみにUQモバイルやY!mobileはサブブランドで、こちらは店舗もあります。

種類 回線
mineo MVNO キャリアから借りている
povo / ahamo / LINEMO オンライン専用ブランド キャリア本体
UQモバイル / Y!mobile サブブランド キャリア本体

この違いが、そのまま次の話につながります。

mineoの昼は、正直に言うと遅い

MVNOは借りた帯域を分け合うので、みんなが一斉に使う時間帯に速度が落ちます。 昼休みと、朝夕の通勤時間帯です。

これはmineoが悪いというより、MVNOという仕組みの性質です。povoやahamoで同じことが起きにくいのは、キャリア本体の回線を使っているからです。

自分の場合、住んでいるエリアでは使えないレベルまでは落ちません。 昼に動画を高画質で見ようとすると厳しいですが、地図やメッセージのやり取りは普通にできます。だから困らずに使い続けています。

ここはエリアによってかなり違うはずなので、自分の環境がそうだったという以上のことは言えません。

そのうえで、mineoを長く使ってきた理由はパケット放題 Plusです。高速データを使い切っても、一定速度以下なら使い放題になります。「使い切ったら終わり」という不安が無いので、契約する高速データを小さくできます。残量を気にしなくていいのは、思っているより楽です。

povoはトッピングが面倒。でも安い

povoは基本料が0円で、必要なデータを「トッピング」として都度買い足します。

正直、この方式は面倒です。残りを見て買い足す手間があるので、契約したら放っておきたい人には向きません。

その代わり安いです。2026年8月時点で、データ追加360GB(365日間)が26,400円

金額
365日で360GB 26,400円
1か月あたり 約2,200円
1か月あたりの容量 約30GB

月30GB使えて月2,200円です。しかもキャリア本体の回線なので、昼に落ちません。

キャリア系で安いところを探すと、だいたいahamo・Y!mobile・UQモバイルが候補に挙がります。ネット契約に限れば、この3つよりpovoの方が安くなります。 店舗サポートが要らないなら、有力な選択肢だと思います。

キャンペーンも頻繁にあるので、条件が合えば実質の負担はさらに下がります。ただし内容は入れ替わるので、申し込む時点で自分で確認してください。

MNPで稼ぐ人は、別の観点で見ている

通信費の話をすると、乗り換えを繰り返して還元を取る人の話が出てきます。実際、そこそこの金額になるようです。

自分はやっていません。いつまで続く手法か分からないのと、単純に手間が大きいからです。回線を短期で回すのは、それ自体が趣味に近い領域だと思っています。

そういう動き方をする人は、この記事とは別の基準で選ぶことになります。ここで書いているのは、普通に契約して普通に使い続ける前提の話です。

その前提だと、mineoとpovoの2択はかなり有力だと思っています。

今はpovoの方が良いのではと思っている

長年mineoを使ってきましたが、乗り換えを検討しています。

上の計算をすると、自分の使い方でも月2,200円前後で30GB使える方が快適です。低速使い放題で「困らない」のと、昼でも高速で「快適」なのは別の話でした。

長く使っていると、それだけで乗り換えが面倒になります。手間が惜しくなって非効率を放置する。よそでよく見てきた失敗パターンを、自分もやっているなと気づいたのが最近です。

一方で、mineoが合う人もはっきりしています。

  • 高速でなくても困らない使い方が中心(メッセージ、テキスト中心のSNS)
  • 昼や通勤時間帯に高速通信を必要としない環境にいる
  • 残量を気にする作業そのものが嫌い

大事なのは総量ではありません。低速使い放題があるので、たくさん使うこと自体は問題になりません。 効いてくるのは「そのうち何割が高速でないと困るか」の方です。

高速が要る場面が少ないなら、低速使い放題の安心感は代えがたいと思います。

まとめ

mineoとpovoの違いは、料金より回線の借り方でした。そこから昼の速度も、トッピングの面倒さも決まっています。

やることは1つです。昼や通勤時間帯に、高速でないと困る使い方をしているかを思い出してください。

動画を見る、テザリングでPCをつなぐ、というのが日中にあるならキャリア系。音楽と地図とメッセージが中心なら、MVNOの低速使い放題でも足ります。

総通信量ではなく、高速が要る場面がどれだけあるかです。ここを見ずに料金表だけ比べても、答えは出ません。

固定費全体を一度書き出したい場合はこちらもどうぞ。

サブスク棚卸しツール|契約中のサービスの年間合計を出す※本記事の料金は2026年8月時点のものです。プラン内容・料金・キャンペーンは頻繁に変更されるため、申し込みの前に各社の公式情報を必ずご確認ください。通信速度は住んでいるエリアや時間帯によって大きく変わります。


本記事は個人の見解であり、特定の金融商品の勧誘・推奨ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。